明日からはいよいよ9月。多くの学校では、明日から新学期ですね。(二学期制などで既に始まっているところも少なくないようですが。)
で、多くの地方紙では、明日から五木寛之氏の「親鸞」という連載小説が始まります。
五木氏の原稿料はかなりのものかと想像されますが、多くの新聞社で分担することで負担を軽くしているんでしょうね。新連載記念とかで、「京都への旅」プレゼントを用意している新聞もあるようです。
何はともあれ、こういうことを通してでも、多くの方に、親鸞、京都、仏教、更には大谷大学に興味を持ってもらえたらと思います。
私が把握している連載予定紙は、次の25紙です。
- 北海道新聞
- 東奥日報
- 岩手日報
- 秋田魁新報
- 山形新聞
- 福島民報
- 東京新聞
- 新潟日報
- 山梨日日新聞
- 中日新聞
- 大阪日日新聞
- 京都新聞
- 神戸新聞
- 奈良新聞
- 日本海新聞
- 山陰中央新報
- 山陽新聞
- 中国新聞
- 山口新聞
- 徳島新聞
- 四国新聞
- 愛媛新聞
- 高知新聞
- 西日本新聞
- 琉球新報
ものの見事に北海道から沖縄まで、ズラリと並びました。まるで谷大生の出身地のようです。
告知をしている多くの新聞で同じような文言が並んでいるので、多分共通の原稿が出回っているのでしょう。こんな感じのものです。
○△新聞朝刊で、9月1日から五木寛之・作、山口晃・画の小説「親鸞」が始まります。
混迷と激動の時代を疾走した巨人、親鸞。その苦悩は今の私たちと同じ悩みであり、その決断は現代の闇を貫きます。
新しき人間・親鸞の画期的な人間像を活気にみちた青年期から描く著者渾身の長編小説です。ご期待ください。作・五木寛之氏の言葉
ひさびさの新聞連載なので、不安もあればプレッシャーもある。しかも主人公は親鸞だ。時代は激動の中世である。作者としては武者ぶるいを禁じえない。とことん判(わか)りやすく、明日がまちどおしいような面白い作品を書こうと思う。できればそこに、いくばくかの深さも欲しいと願うのだが、それは傲慢というものだろうか。
五木 寛之氏(いつき・ひろゆき)
1932年、福岡県生まれ。戦後、朝鮮半島より引き揚げ、のち早稲田大学露文科に学ぶ。66年「さらばモスクワ愚連隊」で小説現代新人賞、67年「蒼ざめた馬を見よ」で直木賞、76年「青春の門 筑豊編」ほかで吉川英治賞を受賞。81年より休筆して龍谷大学に学ぶ。2002年菊池寛賞受賞。近著は「百寺巡礼」「私訳 歎異抄」など。
画・山口晃氏の言葉
五木さんに「自由にやってください」とおっしゃっていただきましたので、そのように致したく存じます。本文とつかず離れず、描かずもがなの事は省き、読者の方の助けと楽しみとなるような絵を、二割三分の打率で描き出せたらと存じます。……低すぎますでしょうか?
山口 晃氏(やまぐち・あきら)
1969年、東京生まれ。群馬県桐生市に育つ。96年、東京芸術大学大学院美術研究科絵画専攻(油絵)修士課程修了。2001年、第4 回岡本太郎記念現代芸術大賞優秀賞。日本の伝統的手法と現代風俗とを融合した作品などが国内外で高く評価され、幅広い分野で制作活動を展開中。
それにしても、日本にはこんなにたくさんの地方紙がまだ残っているんですね。勿論、「47NEWS」という組織もあるので、もっとたくさんの地方紙があるのでしょうが。「日本で発行されている新聞名を挙げよ」なんてクイズが出てきたら、情けないことに、まず思い浮かばない紙名が少なくないです。
でも、このエントリー作成のために上掲紙のサイトを覗いていたら、ついつい読んでしまうニュースが結構ありました。目前の仕事をほっぽり出して、かなりの時間が過ぎてしまいました。一部の政治家は、「景気が低迷しているときだからこそ、さまざまな資源を東京に集中させるべきだ」なんて言っていますが、本当の底力というものは、あちらこちらに遍在しているからこそいざというときに発揮できるものだと思います。



吉川作品の挿絵は山村耕花、純正日本画の挿絵でしたが、
このたびは五木寛之に、現代アート系の山口晃。
個人的にはものすごーく細かい山口作品の線描が、
新聞面で消えやしないかとドキドキしています。
地方紙の印刷技術にも、なぜか注目中です。
いつもどうも。
2日分だけ読んでみましたが、連載小説の1回分って、あんなに短かったんでしたっけ?
ご心配の挿絵の印刷ですが、素人目からは「あんなもの」と感じますが……