2007年10月22日

千日回峰行

 星野圓道師が千日回峰行でもっとも困難とされている「堂入り」を達成した。
とあちこちで報道された。
 「堂に入る」という成語はここから来たものと誤解したものまでもあった。(実際は『論語』を出典とする表現。)ちょっと辞書を引けばいいものを……

 毎年6,000人以上の人が交通事故で死んでいるのに、ニュースになるのはごく一部である。毎年30,000人以上が自殺しているのに、ほとんどの人は報道されない。
 そもそも、誰も死んでいない、誰も悪いことをしていない、こういう祥事が報道されることは滅多にない。たまにあったとしても、芸能人か、スポーツか、皇室の関係のものがほとんどを占める。

 ニュースになるのは、人びとが知るべきことではなく、多くの人が知りたがることだと言われる。
 だとすれば、こういう仏教関係のことがらも、まだまだ多くの人が知りたがっているということなのであろう。

 来年度から、多くの大学で、大学名や学部名、学科名から「仏教」の語が削られる。
 仏教というものが若者に人気がないことの表れと「報道」された。

 しかし、千日回峰行のようなことが全国ニュースになるということは、まだまだ仏教は世間から注目されているということではないのか。

posted by 慧思 at 04:07| Comment(1) | TrackBack(0) | 雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ふむ、こんなのもニュースになるのですか。
Posted by shariho at 2007年10月22日 14:16
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